振り込め詐欺『キャッシュカード手渡し型』手口に注意!
●手口の特徴
警察官や銀行員を装い「あたなの口座が犯罪に使われています。預金を保護するために、キャッシュカードを変更する必要があります」、あるいは「クレジットカードが悪用されています。変更手続きが必要です。」などと電話をかけ、自宅にキャッシュカードと暗証番号を取りに行く詐欺的手口です。警察官や銀行員以外にも有名デパートなどを装って電話をかけてくることもあります。複数の人物が次々に役回りを演じてくる劇場型手法で、全国銀行協会等ど偽り自宅にキャッシュカードを受け取りに来ます。このような勧誘があった場合には、すぐに警察に通報しましょう!
これが凶悪化したのが「アポ電強盗」の手法といえます。
●心理の悪用
公的機関を装い騙してくる手法は、心理学でいう確証バイヤスや(相手が公的機関の人だと思って見たり聞いたりすると、そう思えてくる)、信用を得ようとするために行政や権威のある機関などをかたる、社会的影響力の「権威」を悪用したものです。また、「口座が悪用されている」等といって、不安な状況に追い込まれてしまいます。その状態から逃れようとキャッシュカードと暗証番号を渡してしまう「心理的リアクタンス」といわれる心理の悪用もみられます。
警察官や銀行員がそのようなことをいって、キャッシュカードを受け取りに来たり暗証番号を聞いたりすることはありません。だまされないようにしましょう。
このような勧誘があった時には、警察か消費生活センターに確認しましょう。SCMCへの無料メール相談はこちらから。
全国銀行協会の注意喚起 詳しくはこちらから